日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
![]() |
焚火の終わり(上) (集英社文庫) 宮本 輝 集英社 2000-11-17 売り上げランキング : 327882 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
![]() |
焚火の終わり(下) (集英社文庫) 宮本 輝 集英社 2000-11-17 売り上げランキング : 350934 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
二人の葛藤が良かったです。
町田茂樹と須川美花は、祖母の死によって異母兄妹である事に疑問を持ち、出生の秘密を探し始めるのですが、結局は社会では受け入れられない近親相姦という関係を持ってしまう二人。
しかし、その罪悪感が更に燃え上がらせてしまう。
その他、二人に関係のある登場人物の多くも、同性愛などの問題を抱えている。
愛、道徳そして幸福とは?
作中で、二人の血の事実が明かされることはありませんし、他の謎も分からないままです。
そういった点では読後感は悪く、消化不良ではあります。
ただ、謎は謎のままにして、二人はどういった選択を取ったのかという点を見れば、そのままにしておいても悪くはないです。
オススメ:★★★☆☆
町田茂樹と須川美花は、祖母の死によって異母兄妹である事に疑問を持ち、出生の秘密を探し始めるのですが、結局は社会では受け入れられない近親相姦という関係を持ってしまう二人。
しかし、その罪悪感が更に燃え上がらせてしまう。
その他、二人に関係のある登場人物の多くも、同性愛などの問題を抱えている。
愛、道徳そして幸福とは?
作中で、二人の血の事実が明かされることはありませんし、他の謎も分からないままです。
そういった点では読後感は悪く、消化不良ではあります。
ただ、謎は謎のままにして、二人はどういった選択を取ったのかという点を見れば、そのままにしておいても悪くはないです。
オススメ:★★★☆☆
PR
この記事にコメントする