日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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動機 (文春文庫) 横山 秀夫 文藝春秋 2002-11 売り上げランキング : 18361 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
第53回日本推理作家協会賞受賞作である「動機」、他3篇を収録したサスペンスの短編集。表題作「動機」と「逆転の夏」はテレビドラマ化されているようです。
全ての作品がアタリで、中でも「逆転の夏」は面白かった。
荒筋:エリート証券マンである主人公は、勘違いから女子高生を買春、恐喝を受けてしまい、誤って殺してしまう。服役後、保護司の手伝いで就職をするも、弱みを知っている社長への失敗を機に空気の悪くなっていく会社。そんな中、見知らぬ男から殺人依頼の電話が掛かってきた。別れた妻への送金を生きがいにしている主人公は、段々と話に引き込まれていく。
登場人物の様々な心情や思惑が複雑に絡んでひとつの事件が起きるのですが、結末へ向けての緊張感と予想を上回るオチは素晴らしいです。読後は惚けてしまいました。
もちろん他の3作品とも、登場人物の苦悩や葛藤などの心理描写がとても良く描かれています。
オススメ:★★★★★
全ての作品がアタリで、中でも「逆転の夏」は面白かった。
荒筋:エリート証券マンである主人公は、勘違いから女子高生を買春、恐喝を受けてしまい、誤って殺してしまう。服役後、保護司の手伝いで就職をするも、弱みを知っている社長への失敗を機に空気の悪くなっていく会社。そんな中、見知らぬ男から殺人依頼の電話が掛かってきた。別れた妻への送金を生きがいにしている主人公は、段々と話に引き込まれていく。
登場人物の様々な心情や思惑が複雑に絡んでひとつの事件が起きるのですが、結末へ向けての緊張感と予想を上回るオチは素晴らしいです。読後は惚けてしまいました。
もちろん他の3作品とも、登場人物の苦悩や葛藤などの心理描写がとても良く描かれています。
オススメ:★★★★★
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