日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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落ちこぼれ高校生の男女の日常が描かれる。
進路や恋愛の悩みなど、誰もが青春時代に通ったどこか懐かしく、少し切ない物語。
冒険があるわけでも、何か大きな事件が起きるわけでもなく、どこにでもいるような高校生の生活を切り取っただけの内容です。
しかし大げさに書こうとせずにすっきりと収まりの良い形で物語が紡がれているため、読者が純粋に共感し、引き込まれる魅力が生まれているのだと思います。
231ページという短さでサクサクと読み進められる内容と相まって、すぐに終りまで読めてしまいます。その速さが、一瞬にして終わる青春の儚さを彷彿とさせ、読後感はなんだか呆然とした気持ちになりました。リアルな呆気無さがあったからです。
小難しい本ばかり読んでいて疲れた時、たまにはこのような物語に触れてみるのも良いものです。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
進路や恋愛の悩みなど、誰もが青春時代に通ったどこか懐かしく、少し切ない物語。
冒険があるわけでも、何か大きな事件が起きるわけでもなく、どこにでもいるような高校生の生活を切り取っただけの内容です。
しかし大げさに書こうとせずにすっきりと収まりの良い形で物語が紡がれているため、読者が純粋に共感し、引き込まれる魅力が生まれているのだと思います。
231ページという短さでサクサクと読み進められる内容と相まって、すぐに終りまで読めてしまいます。その速さが、一瞬にして終わる青春の儚さを彷彿とさせ、読後感はなんだか呆然とした気持ちになりました。リアルな呆気無さがあったからです。
小難しい本ばかり読んでいて疲れた時、たまにはこのような物語に触れてみるのも良いものです。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
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