日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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これまで主に西洋の歴史小説を書いていた著者が、初めてアメリカを舞台とした作品です。
主人公はタイトルの通り、禁酒法時代のギャング、アル・カポネ。
本書は第一部と第二部に分かれており、前者はカポネが組織に登用され、のし上がっていく姿が描かれており、後者はカポネを追う酒類取締局のエリオット・ネスの視点が描かれています。
折り返しの時点でアル・カポネのエピソードが終わろうとしているのに、なぜ半分も残っているのだろうと疑問。
後半の「正義の使者」であるネスの視点、落ちぶれていく姿を通す事で、カポネの悪という印象を変えようとしたのでしょうか。
著者の他の作品とは作風・スタイルが少し違う、というか特徴が僅かに削られたような印象を受けました。
オススメ:★★★☆☆
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主人公はタイトルの通り、禁酒法時代のギャング、アル・カポネ。
本書は第一部と第二部に分かれており、前者はカポネが組織に登用され、のし上がっていく姿が描かれており、後者はカポネを追う酒類取締局のエリオット・ネスの視点が描かれています。
折り返しの時点でアル・カポネのエピソードが終わろうとしているのに、なぜ半分も残っているのだろうと疑問。
後半の「正義の使者」であるネスの視点、落ちぶれていく姿を通す事で、カポネの悪という印象を変えようとしたのでしょうか。
著者の他の作品とは作風・スタイルが少し違う、というか特徴が僅かに削られたような印象を受けました。
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