日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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『玉砕』―日米陸戦記 (光人社NF文庫) 豊田 穣 光人社 1999-07 売り上げランキング : 748694 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
直木賞作家である豊田穣の代表作です。
非常にリアルで臨場感のある筆致で、第二次大戦中の激戦地ボルネオの様々な出来事を見事に記しています。
当時の大本営の愚かな机上の空論によって熱帯の島で文字通り「右往左往」させられ、無意味な配置転換で自軍を消耗させました。
上陸した米軍との戦闘以外では、兵士たちが各自徒歩によって行軍する中で現地の自然でのサバイバルや、地元住民との交流・諍いを細部まで描写しています。
戦争の記録なので過激でグロテスクな描写も散見されるので、苦手な方には向きません。歴史を広く学べるようなものではなく、あくまで狭い分野を掘り下げた内容です。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
応援お願いします↓

非常にリアルで臨場感のある筆致で、第二次大戦中の激戦地ボルネオの様々な出来事を見事に記しています。
当時の大本営の愚かな机上の空論によって熱帯の島で文字通り「右往左往」させられ、無意味な配置転換で自軍を消耗させました。
上陸した米軍との戦闘以外では、兵士たちが各自徒歩によって行軍する中で現地の自然でのサバイバルや、地元住民との交流・諍いを細部まで描写しています。
戦争の記録なので過激でグロテスクな描写も散見されるので、苦手な方には向きません。歴史を広く学べるようなものではなく、あくまで狭い分野を掘り下げた内容です。
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