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日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書) 精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)

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結局のところ、精神科医も人間である。

というのが、本書のかなり大雑把な内容です。

患者との相性や葛藤、診察の迷い、苛立ち…
医師の感情や考え、体験を100人の医師に例えて綴っています。

ただ、決して100人の医師ではなく、著者自身の考えを切り崩して、一人とカウントしているものが大概です。
著書自身も終わりに、「100人のうち、3分の2は私の分身にしか思えない」と書いています。

裏表紙の紹介文には、累計100人の医師が登場!と書かれていた為に、少し残念な気持ちになりましたが、
たとえ一人の精神科医の考えや想像や体験と見なしてみても、心理学や人間観察に興味がある方であれば、惹かれるものがあると思います。

オススメ:★★★★☆
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