日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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世界地図から歴史を読む方法―民族の興亡が世界史をどう変えたか (KAWADE夢新書) 武光 誠 河出書房新社 2001-03 売り上げランキング : 335708 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
副題は「民族の興亡が世界史をどう変えたか」とあります。
タイトル通り、「世界地図」を眺めながら歴史を学ぶことを主眼に置いています。
国家の興亡や民族の分布と移動、、領土の拡大・縮小の変遷、各勢力の相対関係などを世界地図の上で眺めることが出来て、大変面白いです。
例えばある二つの国の関係や相互の影響を学ぶ上で、地図上にそれらの二つ以外にどのような国があったのか、そしてそれらが二ヶ国の関係にどのような意味を持っていたのかという、教科書で学ぶような「事実」の根底を掘り下げ、さらに広く見識を広げることができます。
個人的にはこれまであまり焦点を当てて興味を持ったことのなかった中東地域における勢力の動きを分かりやすく学ぶことが出来たのが良かったです。その他、スイスが永久中立国になった経緯や、中国のウイグル地域における複雑ないきさつ、欧州で今も差別を受ける「ジプシー」の歴史、等々、どれも大変興味深く、なおかつ日本人があまり学ぶ機会のない意外な歴史を見ることができます。
歴史に広く通じる方にとっては物足りないと感じる初歩的な内容だと思いますが、僕のようにあくまで一般人の教養レベルで歴史に興味のある方には是非ともおすすめしたい一冊です。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
応援お願いします↓

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国家の興亡や民族の分布と移動、、領土の拡大・縮小の変遷、各勢力の相対関係などを世界地図の上で眺めることが出来て、大変面白いです。
例えばある二つの国の関係や相互の影響を学ぶ上で、地図上にそれらの二つ以外にどのような国があったのか、そしてそれらが二ヶ国の関係にどのような意味を持っていたのかという、教科書で学ぶような「事実」の根底を掘り下げ、さらに広く見識を広げることができます。
個人的にはこれまであまり焦点を当てて興味を持ったことのなかった中東地域における勢力の動きを分かりやすく学ぶことが出来たのが良かったです。その他、スイスが永久中立国になった経緯や、中国のウイグル地域における複雑ないきさつ、欧州で今も差別を受ける「ジプシー」の歴史、等々、どれも大変興味深く、なおかつ日本人があまり学ぶ機会のない意外な歴史を見ることができます。
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