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日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫) キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一 黒星 紅白

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口絵「ペットの国」、「ティーの願い」

プロローグ「在る男の旅・b」

第一話「インタビューの国」
とある国でキノがイタンビューを受けた時のお話。前半で実際に「国営新聞」に掲載された記事が、後半では実際のインタビューの様子が描写される。生々しいキノの旅と、それをフィルターをかけて国民に伝える新聞記事のギャップが面白い。きっと現実世界でも、インタビュー記事というのは多くの脚色が施されているのでしょうね。

第二話「ホラ吹き達の話」

第三話「保護の国」
師匠と相棒の男が訪れた国では、奇妙な動物を保護する法律があった。国内では、人間が抵抗しないことを知っているその動物が群れをなして傍若無人に暴れまわっていた。宿泊先のホテルで、そんな動物たちのどの過ぎた悪戯を見た師匠たちは、パースエイダーを「暴発」させてしまいます。

第四話「電柱の国」

第五話「こんなところにある国」
時雨沢節炸裂。

第六話「ティーの一日」
シズが用事で出かける間、陸とティーが二人きりで過ごすことになった一日のお話。ほのぼのとした旅のひとこまです。

第七話「歌姫のいる国」
この巻のメインとなる中編で、ページ数も約半分を使っています。可愛らしい容姿と美しい歌声によって人気を博す歌姫のいる国のお話。貧富の差が激しいその国で働く下層労働者の少年エリアスは、お金を貯めていつか歌姫のレコードと蓄音機を買うのが夢だった。そんな彼は務めていた工事現場を突然クビになり、途方に暮れていたところで、悪友のロブに金持ちの誘拐グループへ参加するように誘われる。甘言に乗せられ協力することになったそのグループがターゲットにしていた少女は、ただのお金持ちの娘ではなく…

エピローグ「在る男の旅・a」

オススメ度:★★★★★(5/5)



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