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日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫) 万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
松岡 圭祐

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-04-24
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都内を侵食していく不気味な力士シール。その謎を追う雑誌記者の小笠原は、豊富な知識と鋭い観察眼で万能を鑑定する美人鑑定士、凜田莉子と出会い、鑑定を依頼する。

本書は過去、現在、未来と時系列が前後するのですが、とりわけ過去―沖縄県波照間島出身の天真爛漫な「天然」キャラであり、高校時代の成績はオール1という劣等生の莉子が、クールな万能鑑定士として活動を開始するまでの経緯―が多く描かれています。

その分、現在に起きている事件については進展が少なく、凜田莉子の人物像や今シリーズの世界観を知る為の、助走の巻といった感じになっています。
結局力士シールとは何なのか。
一巻完結ではないので、Ⅱを続けて読むことをお勧めします。

魅力的に描かれてる莉子に比べ、パートナーである小笠原記者は影が薄く、魅力に欠けているのが残念です。

オススメ:★★★★☆


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