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日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫) 台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい (小学館文庫)

小学館 2001-08
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台湾の日本統治時代を生きた著者・蔡焜燦(サイコンサン)が、「自虐史観」によって自信と誇りを失った日本人に向けて訴える、衝撃的な書籍です。

「日本人はアジアの国々にひどいことを…」と当たり前のように教育されてきた私たちにとって驚くことに、当の「アジアの国」では別の歴史が存在しています。

台湾には日本が今こそ学ぶべき「正しい日本史」があると言う著者は、戦中戦後を通して日本精神を根幹として激動の時代を生き抜き、自らを「愛日家」と称するほどで、今の日本人が誤った歴史教育によって、本来我々のものであった「日本精神」を失いつつある事を憂いでいます。

様々な興味深い実話を掲載しており、読み物としても大変面白いです。

「日本人よ、胸を張りなさい」という言葉で日本人を激励していますが、これは決して戦争を中心とした全ての歴史を美化しろと言っているわけではありません。地球上の全ての国家が当然のこととして行っている「自国を愛せるようにする教育」が失われた日本では、まずは自国に誇りを持ち、正しい歴史に向き合う事から始めなければなりません。

全ての日本人に読んでもらいたい一冊です。

オススメ度:★★★★★(5/5)


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