日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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大空の決戦―零戦搭乗員空戦録 (文春文庫) 文藝春秋 2000-12 売り上げランキング : 312710 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
かの有名な旧日本軍の「零戦」の搭乗員として、日中戦争から太平洋戦争(大東亜戦争)まで戦い続けた羽切松雄の著書です。
数ある戦争体験 者による著書の中でも、航空部隊の内面を赤裸々に書き綴った本書は大変貴重で、内容もとても面白いです。
日中戦争で繰り広げられた空戦の 話は勿論の事ながら、意外と知られていない「敵前着陸作戦」の逸話なども載っています。この敵前着陸を敢行した四機の零戦のうち一機は、作者が搭乗するも のでした。
その後は南方作戦に参加し、ラバウル島を中心として各地で転戦した際の話が紹介され、どれも作者自身の実体験を元にした生々し い描写で迫力があります。
本土防空作戦や、その高い技量を買われて任ぜられたテストパイロットとして雷電や紫電改などの試験飛行など、数 々の興味深い実話も語られています。
「大 空のサムライ」や「あゝ 零戦一代」などの有名な作品と並び、とてもお薦めの一冊です。
オススメ度:★★★★☆(4/5)
数ある戦争体験 者による著書の中でも、航空部隊の内面を赤裸々に書き綴った本書は大変貴重で、内容もとても面白いです。
日中戦争で繰り広げられた空戦の 話は勿論の事ながら、意外と知られていない「敵前着陸作戦」の逸話なども載っています。この敵前着陸を敢行した四機の零戦のうち一機は、作者が搭乗するも のでした。
その後は南方作戦に参加し、ラバウル島を中心として各地で転戦した際の話が紹介され、どれも作者自身の実体験を元にした生々し い描写で迫力があります。
本土防空作戦や、その高い技量を買われて任ぜられたテストパイロットとして雷電や紫電改などの試験飛行など、数 々の興味深い実話も語られています。
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オススメ度:★★★★☆(4/5)
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