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日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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みじかい命を抱きしめて (扶桑社文庫) みじかい命を抱きしめて (扶桑社文庫)
ロリー・ヘギ

扶桑社 2008-02-14
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「NY・フェスティバル2004」ドキュメンタリー部門銀賞の映像作品となったTV番組の書籍化作品です。

遺伝子異常により、早期老化症(プロジェリア)という病気を生まれながらに背負った少女・アシュリー。そしてそんな我が子と、自分たちの運命に真正面から向きあう母・ロリー。

自分の寿命があと数年だったら?という質問を設けて人生の在り方を問い直す問答はよくありますが、アシュリーは物心がついた頃からすでにその宿命に身を晒されていました。

どんな逆境やハンディキャップにも負けない母子の姿には頭が下がります。彼女たちの前では、日々の中で小さな悩みにくよくよしている自分がとても小さく感じられてしまいます。

TVで観た事がある人でも、ゆっくりと彼女たちの物語を理解していくことが出来たので、書籍版も十分に買った価値があります。僕も一度TV版で観た記憶があったので、書店で見かけて購入しました。

ちなみに、ハードカバーでは活字が大きく印刷されているので、高齢の方が読むのにも耐えられますし、子供向けの贈り物としても良いかと思われます。(文庫版は未確認です)

オススメ度:★★★★★(5/5)



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