日々読んだ書籍の感想を淡々と書き残していくブログです。
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本作は作者の支倉凍砂のデビュー作であり、第12回電撃小説大賞銀賞の受賞作でもあります。シリーズ化もされ、2010年5月の時点で14巻まで発行されています。
主人公の行商人ロレンスと、麦の穂に宿る狼の化身ホロを中心とした物語で、中世ヨーロッパを思わせる世界での経済活動を根幹に据えており、「剣も魔法もないファンタジー」として話題になりました。
第一巻ではパスロエ村におけるロレンスとホロの出会いから始まり、道中で立ち寄った修道院でのゼーレンという商人との出会いから、その後に共に訪れる港町パッツィオにおける一悶着へと巻き込まれていきます。
この巻はその後に続く壮大な旅の物語のプロローグのようなものなのですが、テンポの良い展開により心地よく読めます。かといって詰め込みすぎているわけでもなく、次巻以降への期待を持たせる十分な出来でした。
物語全体を通して繰り広げられる、ロレンス達の言葉の掛け合いが見所です。
ちなみに、この作品はアニメ化もされており、アニメでは最初のパスロエ村においてクロエという登場人物が加わっているそうですが、これは原作には存在しません。
オススメ度:★★★★★(5/5)
主人公の行商人ロレンスと、麦の穂に宿る狼の化身ホロを中心とした物語で、中世ヨーロッパを思わせる世界での経済活動を根幹に据えており、「剣も魔法もないファンタジー」として話題になりました。
第一巻ではパスロエ村におけるロレンスとホロの出会いから始まり、道中で立ち寄った修道院でのゼーレンという商人との出会いから、その後に共に訪れる港町パッツィオにおける一悶着へと巻き込まれていきます。
この巻はその後に続く壮大な旅の物語のプロローグのようなものなのですが、テンポの良い展開により心地よく読めます。かといって詰め込みすぎているわけでもなく、次巻以降への期待を持たせる十分な出来でした。
物語全体を通して繰り広げられる、ロレンス達の言葉の掛け合いが見所です。
ちなみに、この作品はアニメ化もされており、アニメでは最初のパスロエ村においてクロエという登場人物が加わっているそうですが、これは原作には存在しません。
オススメ度:★★★★★(5/5)
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